山手線を一周歩いてみました
こんにちは、十倉です!
とある休日に、突然「歩きたい…」という衝動に駆られ、山手線を一周することにしました。
特に深い理由はありません。
強いて言えば、天気が良く、時間があり、そして歩きたかった。それだけです。
以下、その日の様子を記録としてまとめさせていただきます。

五反田駅出発
スタートは五反田。自宅が五反田なので、今回はここから始めました。
五反田駅を友人と2人で7:27に出発。
朝の時間帯で人通りも多く、通勤している人たちの流れに逆らうように、大崎駅方面へ歩きます。 普段とは逆方向に進んでいる感覚が、少し新鮮でした。

五反田 → 大崎
大崎駅到着
五反田駅を7:27に出発し、
7:41に大崎駅東口に到着。
山手線は一駅ごとの距離がちょうどよく、
この区間は約10分ほどで到着しました。

大崎 → 品川
大崎駅を出て品川方面へ向かう途中、
パークシティ大崎 ザ・タワーが見えてきました。築11年、総戸数734戸という大規模マンションで、 周辺の再開発エリアとも調和しており、何度見ても圧巻です。
建物の存在感はもちろんですが、街並み全体に統一感があり、 よく整えられている印象を受けました。
普段は電車の窓から眺めるだけですが、
歩いて近くを通ることで、そのスケール感をより強く感じます。

大崎の再開発エリアを抜け、そのまま品川方面へ向かいました。 先ほどまでの新しい街並みとは一転し、雰囲気が徐々に変わっていきます。
港区・高輪エリアに入ると、
都心にいながら、喧騒を感じさせない落ち着いた街並みが広がっていました。
途中には、有名なヴィンテージマンションの「パレス高輪」があります。 エントランスにはギリシャ神殿を思わせる支柱が建ち、 落ち着いた高輪の街並みとよく調和していました。
さらに少し歩くと、人通りも徐々に増えてきます。
品川駅が近づいていることを実感しながら、歩みを進めました。

品川駅到着
8:03に品川駅に到着。
「この気温で長時間歩くのは、なかなかだな…」と感じながら。
それでも、そのまま歩き続けることにしました。

品川 → 高輪ゲートウェイ
品川駅を出て、次は高輪ゲートウェイ駅を目指します。
この区間は距離としては2分程度でそれほど長くありません。
周辺は再開発が進んでおり、工事中のエリアも多く見られました。 歩きながら見上げた先には、新しい建物や広い歩道が広がっており、 街が少しずつ姿を変えていく過程を感じました。

高輪ゲートウェイ駅到着
8:15に高輪ゲートウェイ駅に到着。
駅もできたばかりということもあり、 朝の通勤ラッシュの時間帯にもかかわらず人通りは比較的少なめ。 カメラを向けて写真を撮っていても、 周囲から訝しげな視線を向けられることはありませんでした。

高輪ゲートウェイ → 田町
高輪ゲートウェイ駅を出て、田町駅を目指します。
途中には、隈研吾氏がデザインを手がけた 「TAKANAWA GATEWAY CITY 文化創造棟」が見えてきました。 実際に歩いてみることで、再開発が着実に進んでいることを肌で感じます。
駅周辺に限らず、エリア全体が少しずつ形になっていく様子を、 歩きながら感じられる区間でした。

田町駅到着
8:37に田町駅に到着。
通勤ラッシュの時間帯だったため、人の流れに逆らって歩く場面も多くありました。 道幅が狭いところもあり、再開発でもう少し歩道が整備されると、 より快適に歩けそうだと感じました。

田町 → 浜松町
田町駅を出て浜松町方面へ向かう途中、 久しぶりに朝ごはんとして吉野家の牛丼を食べました。
セットで500円前後という価格は、 今の時代ではなかなか見ないコストパフォーマンスで、少し驚きます。 歩き続ける前のエネルギー補給としては、ちょうどよいタイミングでした。
都心を歩いていると、吉野家とすき家、どちらの牛丼チェーンが多いのだろうかと、 ふと考えてしまいます。 駅前や大通りを通るたびに、無意識のうちに看板を探していました。

浜松町駅到着
9:21に浜松町駅に到着。
このあたりから、徐々に足に疲れを感じ始めました。 歩き続けていることを、体がようやく実感し始めたような感覚です。

浜松町 → 新橋
浜松町駅を出て、新橋駅を目指して歩きます。
道中には、東京タワー方面を示す案内看板がいくつも目に入りました。 普段は目的地として意識することの多い東京タワーですが、 通過点として表示されているのを見ると、 少し不思議な気持ちになります。 都心を歩いていることを、改めて実感させられる区間でもありました。

新橋駅到着
9:48に新橋駅に到着。
浜松町から新橋にかけては、
オフィス街らしい景色が続き、平日の朝ならではの慌ただしさを感じました。

新橋 → 有楽町
新橋駅を出て、有楽町駅を目指します。
この区間は、銀座の街を抜けていくルートになります。
平日の朝ということもあり、昼間や週末とは違って、 街全体は比較的落ち着いた印象でした。 整った街並みと広い歩道を歩きながら、 先ほどまでのオフィス街とはまた異なる雰囲気を感じます。
銀座を抜けると、ほどなくして有楽町駅が見えてきます。
有楽町駅到着

10:01に有楽町駅・銀座口に到着。
銀座を抜けてきたこともあり、 周辺は整った街並みと落ち着いた雰囲気が印象的でした。 時間帯的にも、まだ本格的な賑わいの前で、 比較的歩きやすい区間だったように感じます。

有楽町 → 東京
有楽町駅を出て、
高架下を通りながら東京駅方面へ向かいました。
この区間は距離こそ短いものの、
飲食店や店舗が並び、歩いていて飽きないエリアです。
ほどなくして、東京駅が見えてきます。

東京駅到着
10:13に東京駅に到着。
周辺はよく整備されており、無駄が一切ない印象です。
日本の玄関口らしい空気感がありました。
平日の朝ということもあり、周囲には観光客の姿が目立ちました。 朝のラッシュも落ち着いた時間帯だったため、 人通りは思ったほど多くなく、広い空間を風が吹き抜けていくのが印象的です。

東京 → 神田
東京駅を出て、神田駅へ向かいます。
この区間は、意外と飲食店が少ない印象でしたが、
その代わりにキッチンカーが多く停まっているのが目に留まりました。
そんな中、ふと目に入ったのが、まさかの吉野家のキッチンカー。 店舗だけでなく、キッチンカーでも展開しているとは思っていなかったため、 思わず足を止めてしまいました。
キッチンカーのご飯をお昼に食べる、というのは
実は以前から少し憧れているスタイルです。
もしオフィスの下にもキッチンカーが来てくれたら、
お昼休みがもっと楽しみになるのにな、と思いながら眺めていました。
神田方面へ歩き続けます。

神田駅到着
10:32に神田駅に到着。
東京駅周辺の整った雰囲気から一転し、 街の密度が一気に高くなった印象を受けました。
オフィスや商店が混在し、平日の昼に向けて街が動き出している空気を感じます。
歩き続けている影響もあり、 高校のサッカー部以来感じたことのない痛みを感じつつ、次の駅へ向かいます。

道中のちょっとした出来事
ここまでの道中で歩数の進捗も確認しました。 スマートフォンの歩数計を見ると、かなりの歩数を重ねていることが分かり 数字として可視化されることで、改めて実感が湧いてきます。
……普段ほとんど歩けていないことについては、今回はそっと目をつぶっていただけると幸いです。

道中で見かけた神社にも立ち寄り、参拝をしました。
無事に完歩できるよう祈りつつ、 長時間歩く途中で気持ちを切り替えられる、良い時間になりました。

境内では、かわいい猫ちゃんにも遭遇しました。
模様と周囲の景色が同化していて、少し見えづらいかもしれませんが…。

秋葉原駅到着
11:29に秋葉原駅に到着。
特に印象的だったのは、外国人観光客の多さです。
秋葉原駅周辺を歩いてみると、
いったい何が彼らを惹きつけているのだろうかと考えてしまいます。
アニメなのか、最新の家電なのか。
歩きながら眺めていると、他の駅とは違った街の活気が伝わってきました。

秋葉原 → 御徒町
秋葉原駅を出て、御徒町駅へ向かいます。
距離としては短い区間ですが、歩くにつれて街の雰囲気が少しずつ変わっていきました。
このあたりから、歩き疲れの影響で、
スマートフォンで写真を撮る回数も徐々に減っていきます。
歩くことそのものに意識が向き、体力の消耗を実感しながら進む区間でした。
御徒町駅到着
11:40に御徒町駅に到着。
普段よく飲みに来るエリアということもあり、
一瞬「ここで切り上げて飲みに行こうか」と頭をよぎりましたが、ぐっと我慢します。
写真を撮る回数も自然と減り、
街の風景をゆっくり眺めながら歩く時間になりました。
いつもなら立ち寄ってしまいそうな場所ですが、
まだ先は長いため、寄り道はせず次の駅を目指すことにします。

御徒町 → 上野
御徒町駅を出て、アメ横を抜けながら上野駅を目指します。
友人はここまで、コンバースのハイカットで歩き続けていました。
前日から何度も「長距離ウォークには厳しい」と伝えていたのですが、 本人はまったく聞く耳を持たず……。
途中、アメ横で格安のランニングシューズを購入しようとしましたが、サイズが合わず断念。
話を聞くと、そもそもコンバース以外の靴を持っていなかったそうで、
コンバース一本で挑む今回のチャレンジは、やはり少し無謀だったようです。

上野駅到着
11:56に上野駅に到着。
上野駅周辺は、栄えていながらも下町らしさが残るエリアでした。
この時間帯は観光客の姿が目立ち、
周囲を見渡しても、日本人の姿はほとんど見当たりませんでした。

上野 → 鶯谷
この区間は上野恩賜公園の中を通るルートで、
歩きながら緑や池の景色を楽しむことができました。
ちなみに、上京したばかりの頃は「恩賜」という漢字が読めず、
この公園の名前を見て首をかしげていたのを思い出します。
公園内では、彫像の物まねをする人や大道芸を披露する人の姿もあり、
思わず足を止めたくなるような光景が広がっていました。
(なんのポーズか分かりますか???)

鶯谷駅到着
12:13に鶯谷駅に到着。
上野駅から近いにもかかわらず、こじんまりとした駅舎で趣があり、
都会の中に落ち着いた雰囲気を感じます。

鶯谷 → 日暮里
鶯谷駅を出て日暮里駅へ向かいます。
駅から少し歩くと、街の雰囲気は一気に落ち着き、
周囲には宿泊施設が多く立ち並んでいるのが目に入ってきました。
みなさんは、鶯谷に宿泊施設が多い理由をご存知でしょうか?
このエリアにホテルが多く集まっているのには、戦後の歴史的な背景があります。
戦後の社会情勢の変化により、上野周辺では旅館や簡易宿泊施設が増えていきました。
その流れは鶯谷にも広がり、もともと別の商いをしていた街の人々が宿泊業へと転じたことで、
現在に至るまで小規模なホテルが多く残る街並みが形づくられたのです。
歩いていなければ、きっと気にも留めなかったと思います。
ここまで歩いてきた距離もあり、足の疲れをはっきりと感じながらも、 街の歴史に思いを巡らせつつ日暮里駅へと歩き続けました。
日暮里駅到着
12:31に日暮里駅に到着。
鶯谷の落ち着いた住宅街を抜けると、街は再び少し賑わいを見せ、 商店や小さな飲食店が目に入るようになってきました。
日暮里駅は、山手線に加え京浜東北線や常磐線など複数路線が乗り入れるターミナル駅です。
行き交う人々や街の景色を眺めながら駅周辺を通り抜け、 そのまま次の西日暮里駅へと向かいました。
このあたりにはあまり縁がないのですが、 いつか時間をつくってゆっくり散策してみたいエリアです。

西日暮里駅到着
12:41に西日暮里駅に到着。
日暮里駅から少し歩くと、街は次第に落ち着いた雰囲気へと変わっていきました。
西日暮里駅周辺はこじんまりとしており、 通勤や通学の人々が行き交う穏やかなエリアです。
お昼時が近づくにつれ人通りも徐々に増え、 このまま田端駅を目指して歩みを進めました。

田端駅到着
12:54に田端駅に到着。
実は、田端駅を訪れるのは今回が初めてでした。
事前の印象では、落ち着いたエリアであまり何もないのではと思っていましたが、
駅には商業施設もあり、想像以上に賑わっていることに少し驚きました。

【前半戦(五反田→田端)ハイライト】
五反田から歩き始めて15駅。12:54に折り返し地点となる田端駅へ到着しました。
普段は電車で通り過ぎるだけの景色も、自分の足で歩くことで、
街の匂いや土地の歴史、そして雰囲気を肌で感じることができました。
吉野家のキッチンカーや、猫との出会いなど、
徒歩ならではの発見も尽きません。
しかしここで、足の疲労は確実に蓄積中。
とりわけ、コンバースで挑んでしまった友人のライフは、すでに残りわずか……。
果たして、無事に山手線一周を歩ききることはできるのか。
自分の足と友人の靴底を信じて、後半戦へと進みます。