周囲に気付かれず不動産売却はできる？どんな方法がベスト？
不動産仲介
不動産買取
不動産を売却する際、「誰にも知られずに売却したい」と悩む人も多いかと思います。
今回は、誰にも知られずに不動産を売却するための活動方法や売却までの期間について解説いたします。
売却する際の活動方法は、大きく分けて2つあります。
まず一つ目は、不動産会社と『媒介契約』を結んで販売活動を行う方法になります。
媒介契約には以下の3種類があります。
■一般媒介
■専任媒介
■専属専任媒介契約
『媒介契約』とは、不動産業者が販売活動することを売主様が承諾した際に締結する契約のことです。
媒介契約は、それぞれ取り決めが異なるため自分に合った売却方法を選ぶことが重要です。
周囲に気付かれずに不動産売却するためには、『専任媒介契約』や『専属専任媒介契約』ではなく『一般媒介契約』をオススメします。
『専任媒介契約・専属専任媒介契約』は、不動産業者のみが見る事ができる指定流通機構(レインズ)への登録が義務付けられているため周囲に気付かれずに売却することは難しい可能性がありますが、『一般媒介契約』はレインズへの登録義務がないので、広く情報が出回る心配がありません。
情報が制限されることで売却活動が長引く可能性がありますが、どうしても知られたくないのであれば検討してみるのもおすすめです。
ただし、一般媒介契約であっても指定流通機構へ自主的に登録する不動産業者も多数いますので、事前に内緒で売却する旨を伝えておく必要があります。
なお、周囲に気付かれず売却を行う際は、売却活動に制限がかかるため売却完了までの期間も長くなる可能性がありますのでご注意ください。
上記の内容とは別の方法で、周囲に気付かれずにスピード感を持って売却を進めたい方は『買取』をお勧めします。
不動産買取とは、売却したい不動産を、買取を行っている不動産会社に直接買い取ってもらう方法です。
不動産会社が直接買取るため、不動産会社に買手様を探してもらっている際、周囲に気付かれる心配する必要がなくなります。
また不動産会社の買取のため金額の折り合いがつけば、最短即日契約をして決済という流れなので、スピード感を持って売却を進めたい方は非常にお勧めの売却方法になります。
不動産売却を周囲に気付かれず行うことは、簡単なことではありません。
大前提として流通指定機構（レインズ）への登録が義務ではない、一般媒介契約を選ぶ必要がありますが、買手様を見つけるのに時間を有してしまう場合が多いです。
時間がなく周囲に気付かれるリスクを抑えたい方は、『不動産業者の買取』をお勧めいたします。
売却活動を工夫して、ご自身に合う方法で慎重に検討した方が良いでしょう。
