不動産売却の際に要らなくなった荷物はどうする?
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不動産売却時に電化製品や家具、書籍や衣類に至るまで、不要となる荷物が出るケースは少なくありません。
これらの不要となる荷物を「残置物」と称します。
一般的な不動産売買では、残置物の処分は売主が行うことになっています。
これは不動産内にある残置物は「売主が所有しているもの」という考え方からです。
しかし、残置物の処分には手間や費用がかかるため、
「なるべく早く売却したい」「追加で費用をかけられない」という方にとっては、
大きな悩みとなります。
残置物の処分には、
大きく分けて4つの方法がありますが、それぞれデメリットがあります。
(1)粗大ゴミとして処分する
→処分代が発生する
(2)指定引取場所に持っていく
→持っていく時間・労力・費用が発生する
(3)リサイクルショップやネットオークションで売る
→高価なものや状態がよいものでないと値段がつかない
(4)賃貸保証会社の残置物撤去費用保証を利用する
→退去した賃借人が保証会社に加入していた、かつ、
その保証会社が残置物撤去費用保証をしていることが条件となる
また、これらとは別に、
「買取業者に不動産を売却する」という方法があります。
この場合は、「残置物を撤去しなくても問題ない」とすることができます。
もう少し正確にいうと、買取業者に処分を依頼するというイメージです。
買取業者は、買取後の残置物処分の概算を把握していますので、
そのため、残置物の撤去に必要な費用を、
あらかじめ買取価格から差し引いて提示するといった対応をしてくれます。
その他にも、買取業者を利用するメリットとして、
①短期間で売却できる
買主を探したり、売買の条件をすり合わせる手間が省けるため、
売主が提示された買取価格に納得さえすれば、買取はすぐに決まり、
一般的な買取業者の場合、買取を申し込んでから数日〜数週間程度で売却が完了します。
②手間をかけずに売却できる
買取業者による買取では、面倒な内覧対応や価格交渉は一切必要ありません。
室内の状態はそのままで売却することができます。
条件さえ決まれば、査定や契約、引き渡しなどの最小限のやり取りだけで、
売却を完了することができます。
③売れづらいマンションでも売却できる
世の中には築年数が経過し状態の悪いマンションや、立地が悪いマンションなど、
さまざまな「売れづらいマンション」があります。
このようなマンションは、仲介業者を利用した売却に苦戦する傾向があります。
一方、買取業者は、マンションを買い取った後に自らリフォームを行い再販する
プロです。
そのため、条件の悪いマンションでもそのままの状態で買い取ってくれます。
売主はリフォーム費用やハウスクリーニング費用を負担しなくて済みます。
このほかにも、売却後のクレームが少ない、売却価格を確定できる、などの利点もあります。
不動産の売却をご検討の方はぜひ弊社へご相談ください。