【変動?固定?】住宅ローンの金利どれを選べばいいの?
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家を購入する際の住宅ローンの金利タイプ、何を選んだら安心?お得なのは?
住宅ローンは長い付き合いになるためお悩みになる方も多いのではないでしょうか。
今回は金利タイプの種類の説明、メリットデメリットなどをまとめてみました。
まず、実際に利用者の方が利用した金利タイプの割合は?
※住宅金融支援機構 引用
住宅金融支援機構の2022年4月の調査によると、利用している住宅ローンの金利タイプは変動73.9%・固定期間選択型17.3%・全期間固定型8.9%と、変動金利が多く選択されています。
低金利が続いており今後も低水準での変動が予想されていることもあり 比較的低い金利で借りることができる変動金利を選択される方が多いようです。
しかしそれぞれメリット・デメリットもあるためどのように選択したら良いか、
それぞれの特徴を知り、考えていきましょう。
まず、住宅ローンの金利には大きく「変動金利」「固定金利」「固定期間選択型」の3つの金利タイプがあり、それぞれ金利を見直すタイミングが異なります。
変動金利の特徴は?
・金利の見直しは半年ごと
・返済額の見直しは5年に1回
・見直し後の返済額は増えても従前の1.25倍以内というルールがある
【メリット】
・固定金利よりも低く設定されている
・金利が下がれば返済額が減少する
【デメリット】
・返済計画が立てにくい
・金利が上がると返済額が増える
固定期間選択型の特徴は?
・2年、3年、5年、10年など一定期間金利を固定する金利タイプ
・固定期間終了後は「固定金利」にするか「変動金利」にするか選び直すことが可能
・変動金利に切り替えた後の5年間は返済額が変動しないルールや返済額が増えても1.25倍以内のルールは適応されない
【メリット】
・選んだ期間の金利が確定できる
・全期間固定金利に比べると金利が低い
【デメリット】
・期間終了後変動金利に切り替えた際、金利が大幅に上昇した場合の救済措置がない
・借入時に固定期間終了後の返済額が確定しない
固定金利の特徴は?
・借入時から完済まで金利が固定され返済額が変わらない
【メリット】
・返済額が一定で返済計画の見通しが立てやすい
【デメリット】
・ほかのタイプに比べ金利が高い
まとめ
いかがでしょうか?
金利の種類は3つありますが、この金利タイプを選べば得!この金利タイプは安心と言い切れないため選択が難しいですが、それぞれの特徴があるため家族やご自身の計画に沿って選択すると良いでしょう。