駅紹介~日比谷線~『人形町』駅 編
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今回は「人形駅」についてご紹介していきます。
「人形町」は、江戸の中心・日本橋に位置する、歴史と伝統を受け継ぐ粋な下町です。
安産・子授けの神様として知られる水天宮を中心に、七福神を祀る八つの神社を大切に守り続け、下町情緒あふれる小粋な街並みが今も息づいています。
そんな人形町は中央区ということもあり、いざ出口から出てみると多くのビルが立ち並んでおりオフィス街としても活躍している街です。

人形町にはいくつ沿線があるのか?
多くの企業が集まる人形町には3つの沿線が繋がっています。
日比谷線・半蔵門線・都営浅草線がつながっており、日比谷線だけでも1日の平均乗降客数は6万人を超えるといわれています。(2011年~2022年までの統計人形町駅(東京メトロ)の乗降客数の統計)
ただ10年前と比べると利用者数が年々減少している傾向にあり、駅の改築工事により乗換えのために一度駅を降りる必要が無くなったことが背景にあるといわれています。
東京メトロの事業計画によると、2018年3月17日から人形町駅(日比谷線)と水天宮前駅(半蔵門線)の間に「乗換駅」設定が追加され、両駅の改札を相互に通過できる「改札通過サービス」が導入されました。これにより、両駅間の乗換が格段にスムーズになり、多くの利用者にとって利便性が向上しました。
さらに、人形町駅では改札の整備やエレベーターの設置などを含む改装工事が進められており、2025年度中の完了が予定されています。バリアフリー対応の強化や駅構内の快適性向上が期待され、日常的に駅を利用する人々にとっては朗報といえるでしょう。

小網神社について

去年、友人と「小網神社」を訪れました。
ビルの合間にひっそりと佇む神社ですが、境内には多くの参拝客が訪れており、その人気ぶりがうかがえました。
お参りでは財布の小銭を清め、厄除けや金運のご利益を願いました。
「強運厄除の神さま」として知られる小網神社は、実は財運・金運のご利益でも有名です。社殿の左前には「市杵島比賣神(萬福舟乗弁財天)」の像と「銭洗いの井」があり、この井で金銭を清めて財布に収めておくと財運に恵まれるといわれています。そのため、近年では「東京銭洗い弁天」としても親しまれています。
「金運を上げたい!」と願う方は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
さてここまで日比谷線の『人形町』駅および周辺についてご紹介してきました。
オフィス街のすぐ近くにありながら、老舗の飲食店や下町らしい雰囲気が今も残っているのが人形町の面白いところです。
甘酒横丁を歩けば昔ながらのお菓子屋さんや食堂が並び、路地裏に入ればこじんまりとした居酒屋やカフェも見つかります。
伝統と新しさが自然に混ざり合っているので、散策するだけで小さな発見がある街なんです。アクセスも便利なので、ちょっとしたお出かけや仕事帰りの寄り道にもぴったり。歴史に触れながらも気軽に楽しめる街、人形町。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。