東京23区紹介~荒川区編~
今回は荒川区についての紹介です。
荒川区は東京23区内では3番目に小さな区ですが、古くからの歴史や下町情緒を随所に残しつつ、
各地域の新しい街づくりも進んだ、懐かしさと新しさが混じりあった、様々な特徴があります。
そんな荒川区の特徴、歴史、交通アクセスなどをご紹介していきます。
【荒川区の特徴】
山手線があり、中心地へのアクセスが便利
荒川区内では山手線を利用できることから、都心部へのアクセスが抜群に良い点も特徴です。
特に日暮里駅は荒川区の中でも主要となる駅で、以下5つの路線を利用できます。
- JR山手線
- JR京浜東北線
- JR常磐線
- 京成本線
- 日暮里・舎人ライナー
山手線を利用すれば渋谷や池袋へは30分以内でアクセスでき、
京浜東北線を使えば横浜まで1本で移動できます。
再開発があり、将来に期待できます。
荒川区は再開発エリアとなっている点も魅力の1つです。
荒川区には、建物の老朽化が進んでいる地区が多く見受けられることから、
街の活性化を図るために再開発事業が実施されています。
再開発エリアとして認定されている主な地域は以下のとおりです。
- 町屋駅前
- 日暮里駅周辺
- 南千住駅周辺
- 三河島駅前
どの地域も、防災強化や活性化を図るなど、より魅力あふれる街にすることを目標としています。
【荒川区の観光スポット】
・日暮里繊維街
日暮里中央通りを中心とした日暮里繊維街には、
個人でも気軽に利用することができる生地織物の店が多数並んでいます。
和装から洋装はもちろんのこと、服飾関連の小物や付属品まで生地織物関連全般が揃っています。
多くの店が軒を連ねているので、
まるで宝探しをするような感覚で自分のお気に入りのアイテムを探すことができるほか、
大売出しなどのお得に買い物できるイベントも開催されています。
・あらかわ遊園
1922年に民営あらかわ遊園が誕生しましたが、第二次大戦で荒廃地となり、
1950年荒川区立荒川遊園が開園しました。
総面積50,841平方メートルで観覧車や豆汽車など計6基の遊具で小振りの遊園地ですが、
魚釣り広場・乳幼児の遊べるちびっこ広場・子供プール・ポニーの乗馬やヒツジなどと触れ合えるふれあい広場など、1日ゆっくりと遊べます。
アリスの広場では、人気のキャラクターショーを開催していて、
映画やドラマなどのロケ地としても使われています。
【荒川区の治安は良い?悪い?】
荒川区に居住を検討している方にとって、治安の良さは気になるところでしょう。
荒川区の治安は、比較的良いといわれています。
警視庁が調査した、荒川区の犯罪件数は文京区に次いで2番目に少ない結果となっています。
治安が良いといわれている西尾久地区の犯罪発生率は0.46%でしたが、荒川区全体の犯罪発生率は0.53%です。
東京都平均の犯罪発生率が0.54%ということを考えると、平均よりも治安が良いことが分かります。
治安が悪いエリアもありますが、再開発によって街が綺麗になったこともあり、今後も治安の良さは維持されるでしょう。
【まとめ】
荒川区からは山手線が利用できるため、都心部へのアクセスが良く、高い評価を受けているエリアです。
渋谷や新宿といった都心部には30分以内でアクセスでき、埼玉方面や茨城方面にも1本で移動できるため、移動の利便性を求める人にはとても住みやすいエリアといえるでしょう。
家賃や物価も比較的安いため、お金がかかりやすいファミリー層でも暮らしやすいです。