駅紹介〜山手線〜『日暮里』駅 編
不動産仲介
不動産購入
今回ご紹介するのは【日暮里駅】です。
「古き良き街並みとアクセスの良さが魅力の街」
「日暮里の歴史」
日暮里は元々、新堀と言われる村だったそうです。江戸時代に「一日中暮らしていても飽きない里」として紹介されたことがきっかけで日暮しの里と呼ばれるようになり、明治時代になって正式名称が日暮里となったと言われています。
「アクセス・住みやすさ」
日暮里駅には山手線、京浜東北線、常磐線、上野東京ライン、 京成本線、日暮里舎人ライナー、成田スカイアクセスの6つの路線が乗り入れています。東京都内はもちろん千葉県、埼玉県からもアクセスしやすい街となっており、利便性が非常に高いところが魅力です。また、都心へのアクセスが良いため一人暮らしを考えている方や家族がいる方にとって、日暮里は非常に住みやすい環境となっています。静かで落ち着いた環境での生活が可能で、日暮里周辺には保育園や学校も多くあるので、子育てにも適しています。公園や運動施設もあり、健康的な生活を送ることができます。
「日暮里繊維街」
日暮里中央通りを中心に約1キロに渡って生地織物の商店約90店舗が軒を連ねる「日暮里繊維街」は、あらゆる素材や生地、小物がリーズナブルな価格で揃っているため全国各地から多くの人が訪れます。日本最大級の繊維問屋街として、今では世界的にも有名となっています。また、そのお手軽さからニポカジ(日暮里カジュアル)として手芸経験のない方にも人気です。この繊維街では、和装、洋装、紳士・婦人服地、子供服、繊維製品、服飾関連の小物や付属品など、生地織物に関するあらゆるものを取り扱っています。そのため、若い層から年配の方、小さいお子様のいる主婦の方まで様々な世代の人が集まり、多くの買い物客で賑わいます。
「谷中銀座商店街」
日暮里駅西口を出て徒歩約6分、「夕焼けだだん」と呼ばれる坂道があります。その名の通り、この坂の上からは素晴らしい夕焼けを見ることができます。夕焼けだだんを下ると昔ながらの趣のある下町の商店街が見えてきます。ここは谷中銀座といい、食べ歩きや古き良き食事処、夕食の買い物までレトロな空間の中で都心ではなかなか過ごすことのできない時間の流れを感じられるでしょう。この商店街の特徴として、お店とお客さんとの距離が近く、コミュニケーションを大切にしているお店が多くあります。そのため1人で訪れても下町風情に触れながら充実した時間を過ごすことができるでしょう。また、商店街は木彫り猫の置物や猫をモチーフとした店が存在するなど、隠れた猫の聖地ともいわれています。
「谷中霊園・さくら通り」
先ほどの夕焼けだだんへ駅から向かう通りを途中左折し進むと「さくら通り」に出ます。約300メートルあるこの通りでは、桜の季節になると頭上を覆いかぶさるほどの桜が咲き誇ります。その中を歩けば都会の喧騒を忘れて心落ち着ける時間を過ごすことができるでしょう。さくら通りを抜けると見えてくるのが「谷中霊園」です。ここは東京ドーム2個がすっぽり入るほどの広大な墓地あり、徳川慶喜や渋沢栄一など多くの文化人や著名人が眠っています。日本を支えた偉人の眠る空間では息を呑むような独特な空気が流れていて非日常的な雰囲気を味わえます。
・まとめ
交通の利便性と風情のある街並みから住むも良し観光するも良し、そんな日暮里駅は非常に治安が良く自然が多いことでも有名です。乗り換えで使う方は多いと思いますが訪れたことがない方も多いのではないでしょうか。まだまだ魅力の詰まった日暮里駅、是非訪れてみてください。