駅紹介~JR山手線~『原宿』駅 編
今回は、東京在住の方も旅行者も多くの方が訪れる原宿駅についてご紹介いたします。
『若者文化の発信地』
若者向けのファッションや飲食店、タレントショップなどが軒を連ねる竹下通り
は「中高生の聖地」とも呼ばれ、休日は多くの若者で賑わっています。
近年では、日本のサブカルチャーを体験するために訪れた外国人観光客の姿を見かけることも多い印象です。
◆3路線に加えて徒歩13分でプラス2路線の立地
原宿駅はJR山手線に加え、原宿駅と同じ乗り口には千代田線、副都心線が通っている明治神宮前〈原宿〉駅もあります。
また、原宿駅東口を降りてかの有名な『コープオリンピア』を右手に13分ほど直進すると銀座線、半蔵門線が通っている表参道駅もあります。
◆近所の原宿と表参道で街並みと客層が変わったきっかけ
1978年にラフォーレ原宿がオープン。
個人デザイナ—のファッションブランドを積極的に販売していきました。流行の半歩先をいくデザインは大学生や社会人にヒットし、DCブランドブームが始まります。これまでの日本のファッションとはかけ離れた姿に「カラス族」と呼ばれていました。やがてラフォーレ原宿を軸に、大学生・社会人は表参道方面へ移動。現在の大人びたオシャレな雰囲気の街が生まれるキッカケとなっていきます。
一方、竹下通りでは「竹の子族」と呼ばれる団体が活動の幅を広げていました。一日中、歩行者天国でラジカセを担ぎ踊り続けていた「竹の子族」。ブティック竹の子というお店のゴージャスな雰囲気の服を身に着けていたことが由来とされています。特徴的な服装は、まるで童話の中のような独特で魅力的なシルエット。派手な色使いも相まって、中学・高校生を中心に大ヒットしました。そのため竹下通り周辺には中学・高校生をターゲットとしたお店が増えていったのです。
◆歴史的な場所も
明治天皇と昭憲皇太后の両陛下を祭神とする明治神宮。
約20万本の樹木が、都心とは思えない深々とした森林をつくっています。 にぎやかな竹下通りに隣接する東郷神社。
日本海海戦でロシアのバルチック艦隊に完勝した勇将・東郷平八郎を祭神としています。
◆まとめ
原宿、表参道エリアは土曜日、日曜日はもちろんのこと平日も老若男女問わず人が溢れています。
現在、原宿・神宮前交差点にあった原宿セントラルアパートの文化を継承し、さらに発展させていく新しい商業施設「ハラカド」が神宮前交差点に2024年春開業。
原宿・表参道エリアにおける新たなランドマークとして文化発信拠点となり更なる発展が期待されるエリアです。
是非一度、足を運んでみてください。