分譲マンションの管理費って何に使うの?
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マンションを購入すると管理組合に毎月「管理費」と「修繕積立金」を払わないといけません。
管理費とは、マンションの共有部分の日々の維持・管理のために使うお金です。中でも大きいのはマンションの管理会社に支払う管理委託費です。
共有部分で使う掃除道具や共有部分で使う電球などの消耗品の補充や防犯カメラ・AEDを設置している場合はレンタル料などに使われます。
同じマンションでも部屋の専有面積に応じて管理費の負担額が変わってきます。
(共有部分の使用頻度は関係ありません)
修繕積立金とは、マンションの外壁・屋根・エレベーターなど建物や機械設備の点検・修繕を定期的に行わなければなりません。マンションのメンテナンスや工事を行い長く住み続けるために必要な費用です。
将来必要になる工事費を定期的に積み立てていくのが修繕積立金です。
管理費の主な使い道
・共有設備の保守維持費及び運転費(共有部の水道光熱費)
・共有部分等に係る火災保険料
・地震保険料
・その他保険料
・管理員人件費
・委託業務費
・管理組合の運営に要する費用
・公租公課
・経常的な補修費
マンションによってサービス内容・設備の内容・設備のグレードが異なる為、管理費はマンションによって異なります。管理費を何世帯で負担するのかによって、他のマンションと同一サービスでも戸数が多いマンションの方は金額が安くなります。
マンションを購入した際には毎月、住宅ローンの返済と管理費・修繕積立金の支払いも発生します。管理費と修繕積立金は住宅ローン完済後も住み続ける限り払う必要があるお金なので支払い可能な金額なのか検討し、無理のない購入をしましょう。